皆さんどうもこんにちは、メンズスタッフの金谷です
本当に毎日暑いですねー!
お店の中にいても汗が出てくるんで体臭対策を怠らないようにしなければ。。。
さて、今回より【Hair Studio CLAMPが出来るまで。。。】を5回に分けて連載します!
第1回:始まりはひとつの壁の表情から
第2回:木々の息づかいがあふれる場所
第3回:塗装を燃やす!人生初の経験
第4回:夜空に輝くはCLAMPの”C”
第5回:壁面とカウンターを「CLAMP(つなぐ)」
Hair Studio CLAMPのカッコイイ所を僕が厳選させて頂きました!
他にもいい所たくさんあるんですが、知りたい方はCLAMPに是非足を運んで下さいね♪
Hair Studio CLAMPのオーナーさんである、渡邊さんがご来店してくださり
美容室の設計のご相談に来て頂いたのは3月。
色々なイメージをお伺いさせていただき打ち合わの中で、とても気に入って頂けた”壁”。
「この”壁”を使いましょう!」はじまりはhomeroomsのショップ内にある”壁”でした。
ショップ内にある1面タイル張りの”壁”。
homeroomsのメインスポットでもあるその場所は
空間を際立たせ、ディスプレイする家具や雑貨達をより一層魅力的にする”魔法の壁”。
綺麗なタイルを意図的に割ったり欠けさせて貼り、そこに不均等にタイル目地を詰める。
目地は隙間があいたり、グチャっと汚らしくタイルにかかったり。
その上から真っ白な塗装がされ、所々には意図的に汚す。
一般的に考えて、こんな面倒な事誰もしたいとは思わないですよね。。。
以前建築業をしていた僕も始めは考えられませんでした。
しかし、ひとつひとつの工程に思いを込めて、手を尽くし自分達で作り上げた空間は
上質であり、置かれる家具や雑貨達は輝きを増す、異国の世界にでも来たような錯覚
になれる場所を作りあげる事が出来ました。
出来上がった後は、達成感と喜びに満ち、何ものにも変えることは出来ませんでした。
その”壁”をCLAMPで使おう!
いい空間になる事は間違いないと確信を持っていました。
だって自分達が作り上げ、感動する事が出来た場所だから。。。
今回の工事では、タイルを貼ったり、目地を詰めたり、タイルに塗装をしたりの作業は
すべて職人さんにしていただきました。
仕上がりのイメージを伝えるのですが、なかなか理解して頂けません。
”壁”を作り上げる前の僕を見ているようでした。
タイルを無理やり割ったり、欠けさせる作業はすべて手作業で一枚一枚加工しました。
お店の駐車場で加工をしていたのですが、下校途中の小学生に
「うわぁ、作業員の人やぁ~!!」
なんて声をかけられたり、太陽の日差しに照らされたり。。。
いい空間になるのならこんなもの屁でもありません!!
タイル貼り当日、職人さんは欠けたり割れ加工されたタイルを見ると
職人さん「こんなタイル貼るんか!?」
金谷「はい、貼るんです!」
職「こんなタイル貼るの約40年タイル貼っとるけど、生まれて初めてや!」
金「よかったやないですか!人生初体験!絶対ええ空間なりますから☆」
職「ほんまかいなぁ。。。」
タイルを貼って行く職人さんも始めは半信半疑。
しかし段々形になっていくにしたがって、
職「なんかええ感じやん。。」
金「やから言うたやないですか~☆ね!人生初体験できて良かったですね☆」
職「(笑)♪」
この荒々しくタイル貼りされた上に白く塗装が施されると。。。
まだまだイメージ伝わりにくいかもしれませんが、この上から再度エイジング塗装で
部分部分を汚して行き、ブラケット照明が付くと。。。!
どうですか!?
この雰囲気とても素敵だと思いませんか!!?
所々塗りムラがあったり、目地が不均等だったり、それが逆にイイ。
このブラケット照明の間にカウンターと同じ”オーク材”のミラーを取り付けたら。。
木の質感とタイルの荒々しさがうまく融合した、上質な空間となりました!
Hair Studio CLAMPのメインスポットの完成です☆
塗装がぬれている場所や汚れている場所。
タイルが割れていたり目地がグチャっと出ている場所。
色々な”表情”を作る事が出来ました。
人や生き物だけでなく、物でも作れる”表情”。
使い込まれたような独特の”味”が存在感を持たせ、空間をより際立たせてくれる。
そんな場所で素敵になれるなんて本当に幸せな事だろうと思ったりします。
次回予告!
【Hair Studio CLAMPが出来るまで。。。】-木々の息づかいがあふれる場所-
お楽しみに
文章長っっっ!!!!