耐震評点0.07 → 1.07へ改善
減築と補助金を活用した耐震改修事例
築年数が経過した住宅では、耐震性能に不安を抱えているケースも少なくありません。
本事例は、姫路市の簡易耐震診断をきっかけに、耐震改修設計、耐震改修工事へと進んだケースです。
多くの場合、予算の問題から診断のみで終わってしまうこともありますが、本件では補助制度と工法の工夫により実現しました。
採用したのは、愛知建築地震災害軽減システム協議会によるA工法。
コストを抑えつつ、現実的に実行可能な方法で耐震性能の向上を図っています。
築昭和37年の住宅。
耐震評点0.07という状態から、精密診断に基づく改修により1.07へ改善しました。
減築と補助金を活用し、現実的な条件の中で安全性を確保した耐震改修事例です。
■ 耐震性能の改善

■ この改修のポイント
・耐震評点0.07 → 1.07へ改善
・補助金を活用し、負担を抑えて実現
・2階を減築し、無理のない構造に再構成
・瓦屋根から軽量な金属屋根へ変更し、建物負担を軽減
・建て替えと比べ、税制面でも有利な選択
現実的な条件の中で、安全性とコストのバランスを取った耐震改修です。
■ 建物概要
築年:昭和37年
工期:約4ヶ月
本工事は仮住まいへの移転を行わず、
生活動線を確保しながら工事範囲を分け、
段階的に改修を進めています。
居住しながらの施工となるため、
工程・安全性・生活への影響を考慮した計画としています。
■ 面積
改修前
1階:約33坪 2階:約18坪
改修後
2階部分を減築し、平屋的な構成へ再編
■ 設計の考え方
2階部分を減築し、構造バランスを見直しています。
補強壁の配置を最適化し、無理のない形で耐震性能の向上を図っています。
既存の状態と、耐震補強後の計画を比較しています。

■ 改修前の状況




既存の状態では、耐震性能に課題がありました。
■ 工事中の様子




構造補強を行いながら、段階的に施工を進めています。
■ 改修後の様子






耐震性能を確保するとともに、
安心して住み続けられる住環境を実現しました。
補助金や減築を含め、現実的な条件の中で成立させた改修計画です。
■ 耐震改修のご相談について
耐震診断から補助金の活用、設計まで一貫して対応しています。
現地の状況に応じた最適な方法をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
